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■RAULZINHO/A VONTADE MESMO
BMGレア音源の復刻シリーズ。今回はジャズ・ボサものが充実してました。オリジナルなんて一度も見たことありません。ブラジル人ジャズ・トロンボーン奏者の初期傑作。参加メンバーもすごい。

■CARLOS LYRA/SARAVA!
これもBMG復刻。最近一番聴いてるものかもしれない。なんかこのカルロス・リラってジョアン・ジルベルトの対抗馬になりきれなかった印象があったんだけど、いやぁ、間違ってました。これはかなり好きですね。要所要所で出てくるオルガンやコンガの抜き差しが絶妙なんですよ。ストリングスも仰々しくないし、いいです。

■FLORA PURIM/FLORA E M.P.M.
BMG復刻もの。70〜80'sの一連のアイアート絡み作品はあまりピンと来ないんだけどこれはかなりきますね。ちょっと裏道ジャズ的な音のテイストがまたかっこいい。でもこういう名盤再発ものには絶対にボーナス・トラックとか入れないで欲しいんですけど。なんかアルバムとしての完成度が薄れるというか、聴いてる方も14〜15曲もあるとちょっとダレるので。

■V.A./JAZZ WEST COAST VOL.3
中古レコード屋通いで最も喜びを感じるのは、やはり高価なレコードを格安の値段で探し当てた時に尽きるでしょう。これもそのひとつ。ヒップ・ホップ系のレコード屋の片隅に、寂しく並べられてた安物コーナーの中に埋もれていたジャズのレア・コンピ盤。コンディションもかなり良かったので尚更ラッキー。こんなことってあるんですよ。

■ROMANO MUSSOLINI/ROMANO MUSSOLINI CON NUNZIO ROTONDO E LILIAN TERRY
これは90年代初頭にBMGビクターが復刻したイタリアン・ジャズ・オリジナルLPコレクションの一枚。この時全7タイトルまとめて出てるんですけど、その中の6枚をなんと\1,400で入手。いやぁ、これもまたツイてる。国内再発とはいえ、今ではなかなか見ません。本作の主役であるイタリア人ジャズ・ピアニスト、ロマーノ・ムッソリーニは、ご存知ムッソリーニ宰相の息子です。

■SESTETTO GIANNI BASSO=OSCAR VALDAMBRINI/JAZZ IN ITALY 1962
これもそのイタリアン・ジャズ・シリーズ。50年代後半から60年代初頭に最も活躍したテナー奏者とトランペット奏者のダブル・リーダー作。A面ラストの「MONOTONIA」という曲が個人的に一番盛り上がる。エキゾチックなリズムを盛り込んだ男気あふれるハード・バップ。

■ARMANDO TROVAJOLI/TROVAJOLI JAZZ PIANO
イタリアものラスト。「黄金の七人」のサントラで有名な作曲家、アルマンド・トラヴァリョーリ。ちょっとインチキくさいB級サントラなんかで知られる存在なだけに、この正統派モダン作品は余計にシビれます。編成にギターがいるけど、ほとんど聞こえないぐらいの音しか鳴ってないので事実上ピアノ・トリオと言ってしまってもいいでしょう。これがかなり二枚目な演奏なんだよね。

■SHEILA LANDIS/BEPOP ANGEL
ここんとこ続いてるユーロ・ジャズもの再発の一枚。基本的にユーロ・ジャズ・ミーツ・ブラジルな今が旬なサウンドで、うっとおしいくらい洒落てます。たぶんレコードしか出てないと思う。

■KENIA/RIO〜NEW YORK
これは確か96年ぐらいに札幌で買ったレコード。この間のDJイベントの時、久し振りに引っ張り出して聴いてみたら案外良かったので、思わずかけてしまいました。やはりトニーニョ・オルタの名曲カヴァーに尽きるでしょう。これ以後の作品とかあまり好きじゃないけど、まぁ、ちょっとした再発見ということで。

■STAN GETZ & JOAO JILBERTO/THE BEST OF TWO WORLDS
これも再発見というか再認識の類。やっぱり良いよねぇ的なところで最近聞いてます。シコ・ブアルキの妹にしてA.C.ジョビンの嫁でもある女性ヴォーカリスト、ミウーシャとジョアン・ジルベルトのデュオが最高にハッピーなB面1曲目「IZAURA」。これが個人的にかなり泣き笑い&ガッツ・ポーズな、お気に入りナンバーです。CDも普通に出てます。

■EYDIE GOME/BLAME IT ON THE BOSSA NOVA
アメリカを代表するポピュラー・シンガー、イディー・ゴーメがボサ・ノヴァを唄った作品。純粋なボサ・ノヴァというよりアメリカンナイズされたポップスともいえる内容だが、僕は好きです。なんかどうしようもないくらい”軽い”ところがいいですね。そんでもってバックのメンバーが実はすごいんですよ。

■DICK HYMAN / BRASILIAN IMPRESSIONS
イージー・リスニングやラウンジといったところで評価されるディック・ハイマンですがこのアルバムは結構本気出してます。日曜日に聴きたい感じですかね。ちょっと今回は皮肉屋っぽいなぁ。

■CARROLL THOMPSON/THE OTHER SIDE OF LOVE
ラヴァーズ人気盤。ホントこういうの好きなんですよ。素敵。最近ですねぇ、素人ながら何度かDJをやらせてもらって思うんですけど、これぞ王道、これぞ名曲みたいな曲をかけるのが恥ずかしい(かっこわるい)というような風潮があるようで、みんないかにして”外す”かとか、”意表をつく”かとか、なんかそんな風に感じる事が少なからずあったんですよね。なんかもう「好きなのかけりゃいいじゃん」と思うんだけどねぇ。色々あって大変なんでしょう。はい。僕なんて未だに92〜93年当時のフリー・ソウル・ブームとかバリバリ引きずってますからね。来年もこの調子でやりますよ。

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