::高橋徹也について
日本の音楽史に残るであろう大傑作アルバム「ベッドタウン」。あのジャケット撮影時の興奮が今も冷めないのですが、あの時の撮影は僕の写真を変えるターニングポイントになりました。ありがとう!
写真家 浅川英郎::
::制作作業に煮詰まった時期とかには、アレンジや音の参考とかを抜きにして、純粋に聴きたくなるアルバムがいくつかあります。それを聴いて、気持をニュートラルに戻すというか、そういう感じのアルバムが。

 
徹也君の音楽もその中の1枚です。
ARCH ナカムラダイ::

::まっすぐな道を姿勢を正して歩いていく。

 
周りの景色がちょっとづつ揺れていく中、「彼」だけはただ正面を向いて歩いていく。自在なメロディーと的確な言葉。耳をやさしく撫でるアンサンブルと声。「彼」の前に出ると思わず緊張してしまう。つい、余計な事を喋ってしまう。それでも「彼」は微笑みながら、ちゃんと答えてくれる。

 
「彼」が笑うとちょっとうれしいです。
small circle of friends サツキ&アズマ::

::高橋の横で4、5年ぐらいギターを弾かさせてもらいました。いまだに新曲がポンポンでてくる(それも今の高橋のかたちで)とか、このコード進行でよくこんな自然なうたができるなあ、とかいろいろ言いたいことはあるんですが、ただあんまりくどくど述べるのも内輪ボメみたいでハズいので...

 それより忘れられないのは、初冬のあるリハのときに、カゼをひいて、毛玉のつきまくったセーターにおなじくニット帽、赤ら顔に白マスクをしてあらわれた高橋の姿です。いつもはボーダーにきれいなジーンズとかでさわやかにキメている彼が、この日ばかりは、おかあさんに「とりあえずなんでもいいからあたたかくしていきなさい」と言われてきた小学生みたいで、かわいらしかったのをおぼえてます。

個人的にはこういう姿もまたみてみたいです。
ココロドライブ 関口“DARTS”道生::

::高橋徹也君は、僕は今までの29年の人生の中で出会ったことのないキャラクターを持った人でした。

 
「でした」と過去形にしたのには何の意味もないのですが、それ位インパクトのある人なのです。とはいって、「乱暴者」とか、「異常に声がデカイ」とかではなく、普段は礼儀正しい青年に違いはありません。しかし、こと音楽の話となると、突如「ドクトク((c)竹中直人氏)」ぶりを発揮し始めるのです。それが意図的なのか、無意識なのか、僕にはわからない(ウソ)のです。が、「何だかスゴイ奴かも知れねぇゾ」と思わされてしまうのも確かな話。
 
 
なので、僕は高橋徹也君を密かに応援しております。
東京スカパラダイスオーケストラ 青木達之::

::僕が最初に彼の自宅録音のデモ・テープを聞いた時に印象に残ったのは、素直で繊細なメロディーの良さ、楽曲の多彩な展開能力、解りやすい言葉で語られながらも決して安易なオプティミシズムに陥ることのない歌詞の世界、等の点だったが、中でも特に強くひかれたのは、そのデモテープを聞いた時に感じた、ある種の懐かしさだった。それは、こう、言葉では言い表し難い、何か遠い記憶を刺激するような、非常に個人的な感情のベールに包まれた懐かしさだった。

 それから間もなくして、青山のキューン・ソニーで彼に初めて会った時の徹也君の印象は、真面目で礼儀正しい、今時の長身や痩躯の青年、といったところで、僕が、彼の「バタフライナイト」が好きだと言うと、素直に喜んでくれたのを覚えている。

 実際にレコーディング作業に入ってからの彼は、初めての経験ということで、一つ一つが発見と勉強の連続だったようだ。僕が印象深かったのはギターのダビングの際、コード・カッティングのヴォイシングを指定するために彼自らていねいにタブ譜(!)を作成してきたこと、また、ある曲のキー設定を、「AとA♭の間(!)に設定したい」と言い出して、皆を悩ませたこと、などだが、これもみな、彼の自分の音楽へのこだわりを示すエピソードだと言えよう。

 
僕が作業を進めるにあたって特に留意した点は、こういった彼の細部に渡るこだわり、意向を最大限に具現化しつつ、やっていくうちに僕らの中から出てくる新しいアイデアをその中に注入していく、という点だった。その点で彼は、そういった、アーティストらしいこだわりを持ちながらも、他人のアイデアをもどんどん受け入れる柔軟性と幅の広さをも、兼ね備えていた。それは非常に重要なことで、このスタンスの広さがこれから先の、彼の音楽の幅の広さにつながっていくのだという気がする。

 
デモ・テープを最初に聞いた時に感じた、「懐かしさ」の正体は、レコーディングを経た後でも結局わからずじまいだったが、アルバムができたら、CDを聞きながらでもじっくりと考えてみようかと思っている。
東京スカパラダイスオーケストラ 川上つよし::

::高橋君と出会って早8年。彼を一言で言うなら、非常に正義感の強い男である。正義を口にすることはたやすいが、彼のようにその責任を果たそうとする人間は数少ない。彼の音楽は、それによって生み出されるものばかりで、だからこそ僕にとって突き刺さる何かがある。
東京スカパラダイスオーケストラ 加藤隆志::

::99年に彼と何曲かレコーディングさせてもらったとき、「いま、高橋くんは新しい季節に突入している」ことを強く感じた。
先日、久しぶりにライブを観たとき、その新しい季節はしっかりと強く動きはじめていた。僕らはいつだって過渡期だ。

 
一人でも多くの人に高橋徹也の現状を目撃してもらいたい。ヨロシク!!
東京スカパラダイスオーケストラ/Fishmans 茂木欣一::

::高橋さんの音楽を聴く時、昔見たマンガとかテレビアニメに出てくるような、"行った事もないのに懐かしい宇宙"を感じます。何だか小さい部屋から手が届きそうな、そんな宇宙の事を考えてしまいます。
Dry & Heavy Connection 内田直之::

::高橋徹也、僕は好きです。2日に1回思い出してしまう個性的な人。

 僕のまわりには、仕事柄、当然個性的な人が多いけれど、こいつを誰に会わせても全員「変わった人だね」と言うか、やつの一挙一動に笑い転げるかのどちらかです。どう素敵かは、みなさんもすでに彼に会ってるか、これからあうことになるでしょうから割愛しますが、僕がこう書いているのもきっとわかってもらえると思います。

 
彼と僕の音楽観は、思春期の頃に感化された音楽の種類、またはその多様性も含めて、とても似たところがあるので、他のアーティストと仕事をするときに比べて、お互いの感じ方を説明する必要が少ないのです。彼がどういう意図で僕を起用しているかは尋ねたことはないけれど、僕にとっては、『僕が聴きたい音楽』を一緒に作っているたいせつな作曲家です。そして何よりも、いい友達かな。

 
カツカレーばっかし食うてたらあかんで!
nino trinca 上田禎::

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